どんな素材がおすすめ?
近年では、様々なデザイン・素材のおもちゃがあふれています。
その膨大なおもちゃの中で、プラスチック製のおもちゃと木製のおもちゃのどちらがいいのか迷うことはありませんか?
素材によって、安全性や利便性、デザインなど、選ぶ上でのたくさんのポイントがあります。
今回はプラスチック製のおもちゃと木製のおもちゃのそれぞれのメリット・デメリットについてのお話です。
プラスチック製のおもちゃのメリット・デメリット
私たちがお店で目にするおもちゃのほとんどはプラスチック製。どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
メリット
色合いがカラフル
木製に比べてカラフルで目を引くデザインが多く、人気のキャラクターがデザインされたおもちゃもプラスチック製なことが多いです。
軽くて持ち運びが便利
比較的軽い素材のため、大きな物でも持ち運びがしやすいのが特徴です。
小さなお子さんでも簡単に片づけの場所まで運ぶことができます。
水に強い
汚れたらすぐに洗い流せるので、衛生管理が簡単です。
水に濡れても問題ないので、お風呂や外でも使用でき、遊びのバリエーションがより豊かになります。
デメリット
脆く壊れやすい
プラスチックは衝撃に弱く、すぐに欠けてしまったり色が剥げてしまったりすることもあります。
一度割れたりかけてしまうと、一般のご家庭での修理は難しく、破損部分が鋭くとがっていればケガの危険性もありますので、やむなく処分ということも多々あるでしょう。
添加物や有害物質
プラスチックには身体に有害な物も存在します。
特に小さなお子さんはなんでも口に入れて物をとらえようとするので、配慮が必要です。
小さなお子様にプラスチック製のおもちゃを選らぶ時には
「STマーク」・・・日本の安全審査基準
「Cマーク」・・・EU加盟国へ輸出する際の審査基準
の記載があるか確認すると良いでしょう。
木製のおもちゃのメリット・デメリット
メリット
頑丈で壊れにくい
木はプラスチックに比べて頑丈なので、壊れにくく、長く遊ぶことができます。
思い出の品として残しておいて、次の世代で使用することも可能です。
五感の発達に効果的
木の特性である質感、香り、色合いは幼少期の視覚や嗅覚などの五感を程よく刺激してくれるので、遊びながらお子さんの発達を助けてくれます。
また、プラスチック製のおもちゃにシンプルな色合いの物が多いですが、その分、お子さんの創造する力を養うことにもつながります。
自然素材で安心安全
木は自然素材なので、口に含んでも害はありません。
小さなお子さんんでも安心して遊ぶことができます。
デメリット
重量感がある
プラスチックに比べて重さがあり、小さいお子さんが物にぶつけたり投げたりしてしまった時には
壁や床に傷をつけてしまったり、悪い場合はケガをしてしまうという可能性もあるので注意が必要です。
水がついたままだとカビの原因になる
水気があるまま片付けてしまうと、シミやカビの原因になるので、濡れてしまった時は乾いたふきんで水気を拭き取るなどのお手入れが必要です。
価格が高い
木製のおもちゃはプラスチックに比べて価格帯が高めな物が多く、手を出しにくいという方も多いでしょう。
まとめ
プラスチック製も木製も、どちらが良いというわけではなく、それぞれにメリットとデメリットがあります。
それはお子さんの月齢や遊ぶ場面によっても変化していくので、メリットとデメリットをよく理解して、大人が選択してあげることが重要です。
ぜひ、今後のおもちゃ選びの参考にしてみてください。
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