最近では店頭でもよく目にする、赤ちゃんのための「歯固め」。
贈り物でもらうことも多いと思いますが、いったいどんな効果があるのでしょうか?
今回は、歯固めの効果と、選ぶポイントをご紹介します。
歯固めとは
「歯固め」とは元来、お食い初めの時に「歯が丈夫で長持ちしまうように」との願いを込めて添える「歯固め石」のことを言いました。
最近では赤ちゃんのおもちゃとして、また、「歯ぐずり」といって、口がムズムズしてぐずってしまうことを防いだり、食べ物を噛む練習のために使用されています。
効果
歯固めを使用することで得られる効果はいくつかあります。
●「歯ぐずり」を解消する。
「歯ぐずり」とは、乳歯が生え始める時期に、口がムズムズしてぐずってしまうことです。
よだれがたくさん出たり、よく手を噛んでいたり、不機嫌になってしまうことも。
そうならないために、歯固めを噛んで「歯ぐずり」を解消するのです。
●食べ物を噛む練習
歯固めをを噛むことで、噛む力を鍛え、食べ物を噛む練習にもなります。
最近では、「食べられる歯固め」も商品化されています。
●筋肉や脳を刺激し、発達を促す
噛むことは、あご等の口まわりの筋肉の発達に効果的です。
10歳頃までのあごの発達は大人になった時の歯並びなどに影響すると言われており、
赤ちゃんの頃から歯固めで頻繁に噛む力を鍛えておくことで歯並びを綺麗に整えることに繋がります。
また、噛むことで脳を刺激し、脳細胞の発達を促すことにも繋がります。
いつ頃から必要?
歯固めが必要になるのは、乳歯が生えはじめる6ヶ月頃から。
そのころになると、自分でおもちゃを握ることもできるようになります。
歯ぐずりが解消される1歳頃までの使用が目安ですが、期間が終わったからといって取り上げる必要はなく、自然と遊ばなくなります。
選ぶポイント
口に入る物なので、衛生面と安全面が重要です。
洗えたり、消毒ができたりするような、お手入れのしやすい物がおすすめです。
また、すぐに割れてしまうような薄いプラスチックなどの素材は、怪我に繋がるので避けたほうがいいでしょう。
最近では、柔らかいシリコン製のものや、身体に害の無いお米でできたもの、木でできたものなどがあります。
デザインも様々で、輪っかのような形や、玉を連ねたような形のようなものもあります。
棒状のデザインは、喉まで押し込んでしまう恐れがありますので注意しましょう。
また、部品が小さい物は誤飲の原因になりますので、そちらもよく注意して選びましょう。
まとめ
歯固めは赤やんの成長にとって様々な効果があります。
安全性や衛生面に十分に配慮し、最適なものを選んであげましょう。
ぜひ参考にしてみてください。
参考:
歯固めの人気おすすめランキング17選|歯並びに影響する?【安全性も確認】https://rank-king.jp/article/16817(2023.02.01)
歯固めはいつから使えばいい?使い始めるサインや選び方を解決ttps://event.rakuten.co.jp/family/story/article/2021/tooth-hardening-when/(2023.02.01)
コメント